PostgreSQLのインストール中にエラーが発生する。「サービス’PostgresSQL Database Server 8.0′ (pgsql-8.0)を開始できませんでした。 システムサービスを開始する特権を持っていることを確認してください。」

現象

PostgreSQLのインストール中にエラーが発生します。

サービス’PostgresSQL Database Server 8.0′ (pgsql-8.0)を開始できませんでした。
システム サービスを開始する特権を持っていることを確認してください。

原因

PostgreSQLのサービスを起動するアカウントが、インストール先のコンピュータのプロセスを起動する権限を持っていないためにエラーが発生しています。

2つの原因が考えられます。

  • インストール先のコンピュータがドメインに参加しており、ドメイン上のユーザでログインしている
  • PostgreSQLのインストール中、「サービス構成」の画面で [ドメイン名] にデフォルトで表示されているコンピュータ名を編集した

対処方法

インストール先のコンピュータがドメインのユーザでログインしていない事を確認してください。
以下の方法でPostgreSQLの再インストールを行ってください。

まず、前回イントールした時のPostgreSQLの設定を削除します。

  1. [スタート] – [コントロールパネル] – [プログラムの追加と削除] からPostgreSQLを削除します。
    ※「PostgreSQL 8.0」がなければ、この操作を行う必要はありません。
  2. PostgreSQLのインストールフォルダを削除します。
    デフォルトではC:\Program Files\PostgreSQL\
    PostgreSQLフォルダ以下をすべて削除します。
    ※他のフォルダを削除しない様に気をつけてください。
  3. コンピュータを再起動します。

次に、再インストールを行います。

  1. PostgreSQLのインストーラーを起動し、「サービスの構成」画面で以下の様に入力します。
    ・アカウント名  :postgres2
    ・ドメイン名   :(★重要!デフォルトでコンピュータ名が表示されています。編集しないでください。)
    ・パスワード   :postgres2
    ・パスワード確認 :postgres2
  2. 「ユーザ’XXX\postgres2’を見つけることが出来ませんでした、自動的に作りだしますか?」
    メッセージに「はい」を押します。
  3. 「あなたの明示したパスワードは、弱いように見えます。
    インストーラーに、それをランダムなパスワードと取り替えますか?」
    メッセージに「いいえ」を押します。
  4. 「データベースクラスタの初期化」画面で以下の様に入力します。
    ・スーパユーザ名  :postgres(←デフォルトです。)
    ・パスワード    :jsa2006 (←マニュアル通りです。)
    ・パスワードの確認 :jsa2006 (←マニュアル通りです。)

この後はマニュアル通りに操作してください。

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